“絶対に負けられない戦い”のために
少し前の話になってしまうが、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会に挑む日本代表のメンバーが、5月10日に発表された。
日本代表は前回のドイツ大会に引き続き、4大会連続4回目の出場である。
私自身は余りサッカーには詳しくないもので、戦術やメンバーについてどうのこうの言える立場には無い。
しかしながら“日本人”として、日の丸を背負い強豪に立ち向かう彼らを応援するしかないだろう。
だがTVや雑誌、インターネットなどの論調を見る限り、どうも日本全体が盛り上がりに欠けている気がしてならない。
2002年の日韓大会の時に感じられたあの「熱気」が、どこにも見つけられないのである。
逆にベスト4という高い目標を掲げる岡田代表監督に対し、「勝てるはずが無い」「身の程を知れ」というような声が上がっているという。
スポーツニュースでは極めて厳しい予想を披露するサッカー解説者が、日本代表の弱点をこれでもかとあげつらう。
ついには一部週刊誌では早くも時期監督候補の名前まで浮上してきてしまう始末。
日本代表に戦う前から完全に「諦めムード」が蔓延しているのである。
そのせいだろうか、一昨日の韓国戦では実力を発揮できずに0-2で完敗。
岡田監督は進退伺いをサッカー協会に申し出たほどで、選手の雰囲気もどんよりと重い。
ライバル達が迫りくる決戦に意気軒昂となる中、日本代表だけが既に予選敗退してしまったかのようなモチベーションである。
こんなことで良いのだろうか。もちろん、私はダメだと思う。
真面目な話、心理学上でも「どうせダメなんだろうな……」とネガティブな思考をしていると、本当にその結果になってしまうと証明されている。
ほんの少しでも心の中にそんな思いがあるだけで、ミスを連発してネガティブなイメージが実現してしまうのだ。
日本代表がベスト16まで上り詰めた2002年日韓大会を実例にとって考えてみよう。
この時と今年との最大の違い。それは日本全体の“熱さ”である。
2002年は日本中が、日本代表を「本気で」応援していたし、どんなチームが相手でも「本気で」勝てると信じていた。
その結果、日本代表は見事に勝利を収めベスト16という目標をクリアした。
選手たちが「必ず出来る!」と信じていなければどんなことも出来っこない。
そして応援する私たちも、「彼らなら必ず出来る!」という信念を持ち、パワーを送ってあげなければ、何にも実現なんかできないのである。
これは中学受験でも同じこと。子供の頑張りを認め、「必ず志望校に合格する!」と信じ続けてあげることが、お父さんお母さんにできる最大の応援なのである。
是非ともお子様が中学受験に挑戦する皆さまのようなご家庭では、力いっぱいサムライブルーに魂を送ってあげて欲しい。
6月14日、日本対カメルーン戦が最初の戦い。
日本代表の必勝を祈願して、今日も自宅でパワーを送る訓練(?)に励んでいる私なのだった。
