必勝!! 合格スケジューリング
よく、保護者の方々に「合格する子に出来ていて、不合格になる子に出来ていない事ってなんですか?」と聞かれる事が多い。
そこで今日は合格する子と不合格になる子の間にある「決定的な差」について、ズバリとお答えしようと思う。
その決定的な差とは、「自分のペースで勉強できているかどうか」。
もっと言えば自分の学習ペースで「学習スケジュール」が作られていて、その通りに勉強できているかどうか。
「学習スケジュール」とは塾や学校での勉強とは別に、「家庭で自分から取り組む学習のこと」を意味する。
要するにきちんと家庭学習が出来ているかどうかが、合格/不合格の大きな差となっているのだ。
「家庭学習が合否の決定的な差になるのか?」と感じることだろう。
しかし、家庭学習を自分のペースですることには大きな意味がある。
逆に言えば、ペースを崩さずに学習いる子供は少ないはず。それができている子供たちが、志望校合格を勝ち取る子供たちと言えるのである。
実際のところ、お子様の1週間における学習スケジュールはどうなっているだろうか?
合格する生徒は1週間の学習スケジュールがしっかり決まっている。
例えば平日の朝は6時半に起床して、算数ドリルと漢字ドリルを1日2ページだけは必ずやりきるとか、
毎週月曜日と木曜日の夜は就寝前に社会のノートをまとめ直す時間にあてるとか、色々だ。
1回あたりの時間は短くても構わない。ただし、その週の塾の宿題が多かろうが少なかろうが、自分のペースを崩さずに勉強することが大事なのだ。
学校行事や家族での外出など特別な事がない限り、とにかくペースを守っているかどうか。
時間を有意義に活用した1日の積み重ねが、最後には合格/不合格を分けるポイントとなるのである。
しかし成績が伸びない生徒というのは、この1週間の学習スケジュールが守れていないものだ。
守れていないというよりも、そもそもスケジュールが作れていないことの方が多いかもしれない。
例えばその日になって「よし、じゃあ今日はこれから理科の勉強をやろう」という感じで、その場その場で気の向くままに学習内容を決めていることが多い。
その上で「18時までは理科の勉強をする」という風に学習時間も決めずに、やみ雲にこなしているのがほとんどだ。
こういうやり方が一番いけない。なぜなら家庭学習に「目標」が無いからだ。
例えば長距離走で考えてみよう。あなたが長距離走の選手だとして、今は大会に向けて練習の真っ最中だ。
こんな時コーチから指示が出た。
「よしっ! とりあえずグラウンド走ってこい!!」
「そんなこと言われても、どれだけ走ればいいのさ?」という気持ちになって、走るのもかったるく感じないだろうか。
もしもこの時、目標を明確にした指示であればどうだろう。
「よしっ! グラウンド5周してこい!!」
さっきのものに比べて、ちょっとはやる気が出てこないだろうか。
というのも、人間は終わりが見えないとそれをこなそうという意欲がわかない生き物だからだ。
5周と決めて走っていれば、例えキツくても「残り2周で終わり」というゴールが見えるので頑張れるもの。
目標もなく「とりあえず」で始めた状態では、例え残り1周で終わろうがまだまだ序盤で10周残ってようが、心の中身は「いつ終わるんだろう」というマイナスのイメージでいっぱいになってしまう。
朝の眠い時間帯でも「この1ページだけは終わらせよう!」という目標を持てば、その10分間はとてつもない集中力を発揮できる。
しかし目標の無い、つまりスケジューリングが徹底できていない状態で学習してもマイナスのイメージに支配された心のせいで、中々思うように成績は伸びないのである。
もしかしたら「昨日いっぱいやったから今日は勉強しないで良いや」とか、その日の気分で勉強しなかったという日もあるんじゃないだろうか?
今の質問に「ギクッ」と思い当るところがあるのなら、今からでも遅くない。
「学習スケジュール」をしっかりと定めて、「目標」のある家庭学習をお勧めしたい。
ちなみに早慶道場に通う子供たちには、学習スケジュールを明確にするための「宿題管理表」を渡し、活用してもらっている。
これは授業で課された宿題を1週間のうちにいつ、どれぐらいの分量をやるべきか担当教師がスケジューリングしたもの。
4教科の宿題がまとめて掲載されているので、「とても役立っている」とご好評をいただいている。
ぜひ、塾での宿題や自主的な取り組みを含めて、1週間の学習目標を明確に決めて学習を進めて欲しい。
