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  • 問題用紙を正面に!

    テストをしている子供たちを見ていると、問題用紙の「置き方」が間違っていることに気付く。
    解答用紙が机の中心にあり、問題用紙が隅へと追いやられてしまっているのである。
    実はこの状態、テストでケアレスミスを生み出す大きな原因となるのである。

     

    入試や模擬試験では多くの場合、「問題用紙」と「解答用紙」がそれぞれ別に用意されている事がほとんど。

     

    当たり前のことを言うようだが、「問題用紙」には大切な設問が印刷されていて、「解答用紙」にはただの解答欄の枠組みが印刷されている。
    しっかりと高得点を取ろうと思ったら、一体どちらを注意深く見るべきだろうか?

     

    当たり前のことを言うようだが、「問題用紙」である。悩む事もないだろう。
    解答用紙にはせいぜい教科の名前や設問の番号、あとは注意書きが少し記されているぐらいな物。
    肝心の「得点」に結びつく情報は何もない。

     

    しかし、多くの子供達は解答用紙を机の中心に据え、問題用紙を机の端っこへと追いやっているのである。
    「解答用紙」をいくら眺めても答えは出てこないのに、である。「解答用紙」はあくまで答えを書き込むためだけの用紙なのだ。
    答えを導くために必要な情報がすべて記載されているのは紛れもなく「問題用紙」なのに、である。
    「問題用紙」を自分の真正面に置いた方がより読みやすく、何よりも解きやすいはず。
    しかし、どうも自分の体から遠く、読みにくく解きにくい場所に置いてしまっている。

     

    こういった子に共通しているのは、「問題用紙への書き込みが少ない」ということ。
    算数であれば途中式、国語であれば本文への線などの記録を一切せず、「頭の中だけで問題を処理して」解答するという傾向が見られる。
    これでは計算ミスや読み間違いが頻発するのも当然だ。何しろ検算や見直しも出来ず、その場の判断で全ての問題を処理してしまっているのだから。
    大切なテストだからこそ、問題用紙に全ての情報を書き込むこと。
    これが本番では解答の大きな手助けとなるのである。

     

    ほんの些細なことだが、今すぐにでも身に付けられる「テストのコツ」である。
    用紙の置き方一つで、本番の得点が大きく変わってくるものなのだ。

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    野田 英夫

    【プロフィール】
    1967年東京生まれ。
    早慶道場塾長。

    大学時代より家庭教師のアルバイトを始め、人気教師としてめまぐるしい日々を送る。この経験から「子供を成長させること」に生き甲斐を感じ、理想の教育を求めて㈱早稲田アカデミー入社。

    長年にわたりトップ講師として活躍し、御三家・早慶などの難関中・高へ数千人以上合格させた実績を持つ。この経験を評価され教師研修にも尽力。教師の教育を通じて理想の指導法を模索し続けた。そこで培ったノウハウを凝縮した独自の教育法を元に「家庭教師PASS」を創業。2009年度入試では早慶中合格率75.8%を達成した。

    そして2009年12月には「受験を通じて生きる力を育てる」という理念を実現すべく早慶中受験専門の進学塾である「早慶道場」を四ツ谷に開校。日々、子供たちの心に火をつけるべく、檄を飛ばし続けている。

    【WEBサイト】
    http://waseda-keio.jp/