合否を分ける問題用紙
前回「テストの時、問題用紙は必ず正面に置くように」と書いたが、今回も問題用紙についてのお話。
早速あなたに質問。
あなたはお子様の問題用紙を見て、その問題の「答え」がわかるだろうか?
もっと言えば、お子様が何と解答したかが問題用紙から読み取れるだろうか?
もしも答えが読み取れないようならば、早急に改善する必要アリ。
テストは問題用紙を見て解く。決して解答用紙で解くわけではない。
問題用紙には、答えを導くために必要な情報がすべて記載されており、この用紙の上で問題を解かなければいけない。
解くための過程(プロセス)も当然この問題用紙に書かれていくし、最後の答えだって書いておいた方が絶対にいい。
入試の際、多くの中学校では試験終了後に問題用紙を持って帰ることができる(持って帰れない学校もあるのだが)。
問題用紙に答えが書き込んであれば、試験終了後に自己採点することだってできる。
その結果如何によって、翌日以降の受験戦略を練ることだってできる。
もしも翌日にダブル出願してあるとすれば、自己採点の結果で「合格した!!」という感触がつかめれば、上位の学校を受験したっていいのだ。
しかし、もし問題用紙に答えを書いていなかったらどうだろうか?
「なんとなく」の感触でしかテストを振り返ることが出来ず、いま挙げたような受験戦略なんて到底出来っこない。
問題用紙を持って帰れない中学校だとしても、問題用紙を回収するにはそれなりの理由があると思った方がいい。
実はこういった学校では、解答用紙に加えて「問題用紙」に書き込まれた生徒の解き方を合否の参考にしているのである。
では、今度は中学校側の立場に立って考えてみよう。
もしもあなたが中学校の先生だとしたら、どんな生徒に入学してもらいたいと考えているだろうか?
全国どこの中学校に問い合わせても、「本気で我が校に入学したいと考えている子」、「入学後もしっかり勉強する子」、「努力を惜しまずに頑張れる子」に入学してもらいたいと答えるはず。
事実、あなたの回答もそうだったはずだ。
では、次の場合どっちの生徒の方がやる気が感じられるだろうか。
A:たくさんの書き込みや消しゴムで消した跡が残っている汚れている問題用紙
B:何も書き込みがされていないきれいな問題用紙
私ならAの生徒を合格にする。
最後まであきらめずに解いた、努力した結果が問題用紙から読み取れるからである。
模擬試験などのテストで、お子様の問題用紙がどうなっているのか一度、確認してみて欲しい。
