中学受験・千思万考
今日は2月5日。中学受験も終盤を迎えようとしている。
念願の第一志望に見事合格を果たした生徒も、残念ながらそうでなかった生徒もいることと思う。
私が代表を務める早慶道場と家庭教師PASSの生徒たちからも、多くの吉報と残念なお知らせの両方が入ってきている。
おかげさまで早慶付属の合格者数は昨年を大きく上回る結果となりそうである。
しかし、残念ながら今年も全員を第一志望校に合格させてあげることは出来なかった。
そういう意味で、この時期は教育者としても何とも複雑な時期だ。
だが、第一志望校に合格出来なかったとしても、「もうどうしようもない!」と悲観しないで欲しい。
私の著書、『中学受験で夢をかなえる』でも書かせていただいたが、中学受験というのは合格することだけが目的では決してない。
受験を通じて子供たちは大きく成長したはずである。
合格することだけが目的で、それだけのために勉強してきた子供の成長は、そこで止まってしまう。
何せ合格したのは「自分は頭がいいから」と慢心しきって、人への感謝や思いやりという気持ちがない人間になってしまうからだ。
しかし、中学受験を自分の夢をかなえる糧として経験できた子供は、これから大きく羽ばたくことが可能になるはずである。
子供たちは中学受験を通じて、努力することの大切さを、人に感謝することの大切さを学んだはず。
自分を支えてくれた親への感謝。一生懸命指導してくれた教師への感謝。ともに刺激しあった友人への感謝。そして第一志望校でなくても、自分を合格させてくれた学校への感謝。
今までの人生で経験したことがないぐらい、子供は今「感謝」する気持ちでいっぱいである。
合格した生徒は、胸を張って堂々と歩んでいけばいい。
そして、惜しくも第一志望に合格出来なかった生徒にも、悔いることなく堂々と歩んでいってもらいたいと思う。
第二志望だろうと第三志望だろうと、志望校、「自分が通いたい!」と願った学校には変わりないのである。
第一志望に合格していようがいまいが、堂々とその学校で新しい生活を謳歌出来るよう、送り出してほしい。
